大須の白い調味料は化け物か!「まよまよ 体験記」

 

調味料の「さしすせそ」は皆様も聞いた事があるでしょう。

は砂糖を、は塩を、は酢を、は醤油を、は味噌をそれぞれ指す。
これらの調味料を上手く使えば、料理の味のバリエーションはほぼ無制限となる。
料理人にとって無限の可能性を秘めているのが調味料だ。

しかし世の中にはマヨネーズを全ての調味料のトップと信じてやまない種族がいる。

 

彼らは俗に「マヨラー」と呼ばれる。

 

マヨラーとは広義にはマヨネーズを好物とする人。
狭義にはマヨネーズをそのまま食べたりする等ができる人である。

ここで取り扱うマヨラーは後者の意味とさせていただく。

マヨネーズの魅力に取り付かれた人はこの日本の地に数多く存在する。
マヨラーな有名人を挙げるとしたら、SMAPの香取慎吾氏が最も有名であろう。

かく言うこの私もマヨラーである。
ご飯にマヨネーズをかけて食う事はもちろん、そのまま食す事だって出来る。
どうしてマヨネーズはこんなに美味いのか?どうして病み付きになってしまうのか?
もはや私の文章力程度ではこの気持ちを文字に置換する事が出来ない。

考えるな…感じるんだ!!

さて、そのようなマヨラーに朗報が。
日本三大電気街の一つ、名古屋・大須にマヨネーズ料理専門店なるものがあるという!

そのお店の名は…

 

「まよまよ」

 

多くのマヨラーがこのお店の魅力に惹かれ、天に昇るような思いでお店を去るという。
マヨネーズ料理専門店というカテゴリも珍しいが、ネタ抜きにして個人的に行きたい!!
今回、ようやく足を運ぶ事が出来ましたのでここにレポートを掲載したいと思います。

2007/6/9(土)の夕方頃にまよまよに足を運んだ。
参加は自分一人だけの予定だったが、当日に友人KOCHAから連絡があり、参加を希望するとの事。
期待を胸に抱きながら一歩ずつ目的地へと向かった。

若宮大通の交差点を越え、大須通り沿いにその店はあった。

 

マヨネーズ料理専門店「まよまよ」

やってまいりました「まよまよ」!

 

巨大マヨネーズボトル型オブジェがシンボルとなっている「まよまよ」
これほど外観だけでどんな料理が出てくるか予想出来てしまう料理店も珍しい。
通行人は高確率でお店の方に目を向け、物珍しそうに見ている。
しかし通行人の口は「ナニアレー」という言葉がほとんどなのが悲しい所だ。
やはりマヨラーは少数派なのだろうか?

中に入ると小洒落た雰囲気の内装が目に飛び込んできた。
オレンジ系統の明るい色彩で構成され、女性に受けが良さそうな印象を感じた。
とりあえず空いていた奥の席に腰を下ろす。

店員に写真許可を確認した後、初めて来店って事でその店員から説明を受ける。
メニューには様々な料理があり、マヨネーズが好きな人も苦手な人も楽しめるようになっているとの事。
メニューを見てみると確かにマヨネーズを使わない料理もあった。マヨ嫌いな人への配慮が好印象。

料理には「マヨ度」というのが定められていて、この度数が高いほどマヨネーズ量が多く使用されている。
料理名の左にマヨネーズの絵が描かれているのがマヨ度。1本ならまだ普通だが、3本になるとヤバイ。
そして王冠を被ったマヨネーズマークがマヨ度的はMAX値。
説明書きにも「キケン!真性マヨラーの方にしかオススメできません」との事。

こんな事書かれちゃあ挑戦しないワケにはいかないでしょ(笑)
そんなワケでマヨ度MAXのメニューを注文する事にした。KOCHAもそれに同じ。

 

自分が頼んだのは、

 

ミルキーマヨ

マヨラーチャーハン(マヨ度MAX)

マヨソフト

 

KOCHAが頼んだのは、

 

・生ビール

マヨラー焼きそば(マヨ度MAX)

・から揚げ

 

注文を待つ間、レジの傍にマヨネーズの被り物を発見。
というワケで記念にそれを被って記念撮影。

 

マヨネーズマン

「えぇ〜い、連邦の白い調味料は化け物か!」

 

マヨネーズマン2

「僕が一番上手にマヨネーズを食べれるんだ!!」

 

今の私だったらケチャップ赤い彗星なんてメじゃねえぜ!!

 

程なくして料理の到着!
順番に画像付きで紹介していきます。

 

ミルキーマヨ

ミルキーマヨ

ミルクをベースにしたマヨネーズ入りノンアルコールカクテル
聞いただけではどう考えてもゲテモノだ…。ミルキーという可愛い名前が台無しだ。

 

マヨラーチャーハン

マヨラーチャーハン

通常のチャーハンにマヨネーズをこれでもか!と言わんばかりに盛り付けた至高の一品。
完全にチャーハン部分が見えない…まさにマヨラー以外には全く意味不明の料理である。
見ただけでコレステロールが溜まりそうな印象を受けるだろう。

そんなに まよねーずを もりつけちゃって どうするの

 

マヨラー焼きそば

マヨラー焼きそば

美味しそうな焼きそば…の前に目立つのはやはりマヨネーズ。ってか焼きそばどこ?
まんべんなく盛り付けられたのは勿論、皿の外周にマヨネーズの壁が出来ている程だ。
「焼きそばとマヨネーズ、どっちが多いの?」という質問は決してしてならない。

 

マヨソフト

マヨソフト

メニューには人気No.1と書かれてあるほど、まよまよを代表するメニュー。
事前に見たレビューサイトでは、味はなかなかの良評判。これは楽しみだ。
ただしその前評判が無ければやはりゲテモノとしか言いようが無い。
「その白い部分はアイスじゃなくてマヨネーズなんじゃないか?」と疑いたいぐらいだ。

 

お食事します

それでは早速いただきまーす!!

 

……。

 

む…こ、これは…。

…。

 

……。

 

ンマァアアアアアイイ!!

 

いやーこれは美味しいですよ!アツアツチャーハンとマヨネーズのコラボ!
存分に味が付けられたご飯をかき消すかの如く襲いかかるマヨネーズの味!
こりゃあマヨラーの方以外にはオススメできんわ。まず食おうともしないか。

あまりにも美味しくてついつい箸が進んでしまう。おほっ、たまんねーぜこりゃ!
いやーやっぱ美味しいよ。ホント、このとろける食感が溜まらないよ。病み付きだよ!
まぁほとんどがマヨネーズなんだけどね!!!!!

 

マヨドリンキーン!

ミルキーマヨも飲んでみる、どれどれ…。

 

ペロ……こ、これは……カルピス!

 

味はカルピスに近かった。マヨネーズの味はあまり感じられない。
知らない人にこのドリンクを出してもマヨネーズが入ってるとはバレにくそうだ。
ただ、後味がちょっとだけ喉に付きまとう感じがアレですね(笑)

 

黙々とマヨ料理を口にする二人。しばらくは口の中でマヨネーズの大海原が広がっていました。
なんつーか食ってるのはほとんどマヨネーズだね。すっげー体に悪そうwww

 

マヨカンショーク!

そんなワケでマヨチャーハンを完食いたしました。
まぁマヨラーにとってはこれは容易いかね。とても美味しく頂きましたとさ。

一方マヨラー焼きそばを食しているKOCHAの様子がおかしい…。箸を止め、どこか遠くを見つめている。
どうやら予想外にも多いマヨネーズにやられ気味だという…こ、これは予想GUY割引の展開!?

話を聞いた所、彼は特にヘヴィーなマヨラーというワケでは無かった。
むしろ小さい頃はマヨネーズが嫌いだったそうな。ちょちょちょ!それ大丈夫なんかよ!!
マヨネーズにトラウマがあるのにも関わらずこんな挑戦を受けたというのか…なんと天晴れな…。

無茶しやがって…

 

結局途中でギブし、俺が残りを食う事になりました。
最初イケるかなーと思ってたんだけどマヨネーズ度が異様に濃い!こ、これはやべぇ…。
既にマヨラーチャーハンを完食して胃の中のマヨはもう満たされたのか、警告信号を送っている。
「もう、マヨネーズはいらないよ…」と。やはりマヨラーでも限界はあった。
しかしマヨネーズがやたらと焼きそばに絡み付いて気持ち悪ぃ…食欲無くすぞこれ…。

 

なんとかタベタ…

まぁなんとか食べたけど残りは全部マヨネーズだからいらねぇ!
麺の部分だけ食えば十分だろ!!

 

そしてデザートのマヨソフトをぱくりと。
おぉ、これは普通に美味しい!マヨネーズを感じさせず、甘くてまろやか。
味的にはバニラ。しかしバニラとはどこか違う。その違う部分がマヨなんだろうけど、それに気づきにくい。
これも何も言わずに出させたらマヨソフトだって分からないだろうね。こりゃお店もオススメするワケだ。
ソフトはすぐに完食しました。

 

しばらく休憩した後、お会計してお店を後にする。ごちそうさまでした!
いやーなかなかいい経験をしました。ここだったらまた来てもいい!まだ食べてみたいものがあるしね。
他にはマヨラーオムライスとかマヨラーパスタとか様々なメニューがあります。
勿論、マヨラー向けのメニューもあるけど、マヨ無しのメニューもありますので是非お試しアレ。

 

まよ記念KOCHA

 

まよ記念CING

 

お店の前のマヨオブジェにて記念撮影をパシャリと。
KOCHAへお疲れ様でした!さて、それではまた次回のネタまで。

 

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