秒刊ネタPresents 「スーツでキャンプ」!前編

 

アウトドアの娯楽としてメジャーなキャンプ

バーベキューや川遊び、森林浴や魚釣りなど、自然との融合を目指したこの娯楽は我々に至福の時を与えてくれる。
私達人間も、元々は自然から生まれたもの。自然と帰省本能が働いているのかもしれない。

 

話を変えて、秒刊SUNDAY様のネタで「スーツでキャンプ」というものがある。

その名の通り、スーツにサングラスというマトリックスさながらの格好でキャンプを行うネタだ。
スーツとキャンプなんて磁石のN極とS極の如く正反対な存在のような気がする…。

今回、自分に湯川さんからのオファーが掛かったので喜んで参加しました。
「私的世論調査」始まって以来の大規模なネタです(笑)

 

決行日である2006年10月8日(日)…3名のスーツ野郎が某所に集った…。

 

徘徊するスミスCING

俺「ここが、マトリックスの世界か」

 

なんか如何にもアヤシイ人が街を闊歩しています、まぁ俺なんだけどな…。
まぁこの段階ではまだまだ注目する人も少ない。決して間違った格好では無いからだ。

ん?アレは…

 

揃った三人のスミス

湯川さん&shin君と合流し、今回の面子が揃う。写真はshin君と俺です。

これからの展開に今からワクテカが止まりません><

 

何故か戦い始める  何故か戦い始める

何故かいきなり戦いを始める2人のスミス。

 

周りに人がいようが関係無い。戦いになると周囲の事なんか気にしてられない。
気を逸らした方が殺られる!それはグラップラー刃牙から十分学んでいる。

 

マトリクース!

お馴染みのマトリックス避け

これで銃弾が来てもCHA-LA HEAD CHALAだね!
ただし、普段運動してない人がやると、銃弾の代わりにヘルニアを喰らうかもしれないので要注意だ!

 

いつまでも燻っているワケにはいかないので、とっととこの場所を後にした。
向かう先はキャンプ場!車内の中はスーツにグラサン姿の男が三人。
外から見るとちょっとアブナイ仕事をやってる人の集まりみたいで不気味だ。
白い粉でも運んでいるんじゃないかとポリスメンから勘違いされそうで困る。

車を走らせること1時間弱(近!)。我々はキャンプ場に着いた。

平和にキャンプを楽しんでいる諸君には申し訳ないが、今からスミスがこのキャンプ場をジャックする!

 

ザッ

ドドド・・・

 

ザザッ

ドドドドドド・・・

 

とうとうキャンプ場の土を踏み締めた。革靴越しに砂利の感触が伝わってくる。
突如舞い降りた3人のスーツ姿に他のお客さん達が唖然!!


指を指されるわ、なんかこっちの方チラチラ見て噂されるわ、汚い物を見るような目で見られるわで散々。

三連休という事もあって、人が意外と多いのにビックリした。
当然家族連れで来ている人も多いワケで、子供達からも注目されまくる。
心なしか、親が「見てはイケマセン」と言ってるような気がするぜ。

しかしそんな事はお構いもせず、スミス達は受付の方へ歩を進める。

 

見てくる見てくる  家族連れの人達からも

ザッ、ザッ、ザッ・・・

 

これ、普通に恐ろしくねーか?
なんだか写真で見るとシュール過ぎる。一体俺らは何しにここに来たんだ(笑)
目的を一瞬にして狂わされる恐怖の儀式!それが「スーツでキャンプ」!

 

受付中

「すいませーん、本日予約した○○と言いますけど。」

受付は普通にやったのにワロタw
キャンプ場の係員が対応するが、係員の目に入った人はスミス3人
しかし係員はツッコまない!ごく普通に対応している、ツッコんだら負けだと思っているのだろうか。
この係員は終始自分たちを他の客と同じように接してくれた、感謝します!

ちなみに受付中、子供達がやって来て俺達をジロジロと見始めた!
そして1人の子供がこう言う…

 

「お兄ちゃん達、何やってるの?」

 

……答えれなかった、ここで子供達に何て言ったらいいのか言葉が出てこなかった。
子供達にツッコまれてしまうとは、やはり子供は好奇心旺盛だね。単にバカにされてるという可能性も無きにしも非ず。

 

飯盒を持つ湯川さん

薪や炭や飯盒等を借りて、準備はOK!
湯川さんが飯盒を持ってこれからの意気込みを表しているかのようなポーズだ。

後ろの少女が便乗してポーズまで決めてしまった(笑)み、見世物じゃないんだからねっ!

 

部屋へ続く廊下

手続きも済ませたので、指示された場所の部屋へ向かう。
この狭い廊下で向こうから人が来たらどうするんだろう…。
すれ違う前に相手から逃げ出しそうな感じがする。それほどまでにスーツ+グラサンの威圧感は強い。

 

部屋内

廊下のむこうは、不思議の部屋でした。

 

ゴメン、別に不思議でもなんでもないんだ。ただこれが言いたかっただけです、スイマセン。

部屋は和室4畳に木のテーブルが置かれているだけというシンプルなもの。
しかし特に物とか持ち込んでいるワケじゃないので、正直これで十分。
ひとまずここでリラックスの時を持つ。

うむ、なかなか

「いい部屋だと思わないか?アンダーソン君」

 

スミスらしかぬ爽やかな笑顔で部屋内を見渡してみたり。
しばらくしたら色んなネタをやる予定です。

10品目飯盒炊飯」とか「マトリックスごっこ」とか「キャンプ場ダンボールとか

ネタ師達の暴走はまだまだ続く…。

 

しばらく部屋の中でまったりする3人。

ここは山の中…美味しい空気が肺を循環し、心までも洗われるようだ。
自然の中には多くのマイナスイオンが含まれてるという…まさに天然の癒しグッズだ。

しかし、そんな平穏な日々も間もなく終わる。ホラ、言ってるそばから…

カタナvsうまい棒

サムライソード VS うまい棒!

 

刀身を極限まで磨き上げた日本を代表する芸術の武器、日本刀(もちろんレプリカです)。
それに対抗するのは、安さを極限まで極めた日本を代表する芸術の駄菓子、うまい棒(もちろん本物です)。

文章だけ見れば互角の戦いのように思える。激しい攻防戦がこの4畳間にて行われていた。

ってかあぶねーよ(笑)

 

うまい棒敗れたり!

うまい棒湯川さん敗れる!

 

まぁ当たり前か…少しでも盛り上げようとテキストに工夫を凝らしたが、無理なものは無理か(笑)
今頃ひろゆきが枕を涙で濡らしている事だろう…。うまい棒をこんな扱いしてゴメンナサイw

 

そして場所を外へ移し、色々と行動開始。
部屋出てすぐ傍にバーベキュースペースがあるんだが、そこには多くの子供達がいる。
元気にはしゃぎまわる子供達の傍らを、スーツにグラサンの男3人が通りかかる。

「ねー、何アレー?」

「すっげ、すっげ、すっげー!」

「あの人達ヘンなのー」

いやー子供達に大人気ですね(笑) 好かれているかどうかは別として。
さすがに大人達は皆見て見ぬフリをしている。ツッコまれない…誰からもツッコまれない…。

 

キャンプ場

キャンプ場を散策。うん、普通にいい所だ。
このキャンプ場はお値段もリーズナブル。あまりお金の無い俺でも安心して来れた。
手軽にキャンプを楽しみたい人にはオススメの場所です。

 

キャンプ場に佇むスミス

不自然…

まぁそれを承知でこのネタをやっているんだ!
注目される度に笑っていた自分達。いやー今更言うのもなんだけどこれ絶対オカシイよ。

 

ネ、ネオ?

車を刀で斬り付けるネオ。マトリックスの世界に不可能な事は無い。
またつまらぬ物を斬ってしまった。

 

車上でのバトル

マトリックスと言えば車の上でのバトルシーンがある。 対峙するスミスとネオ…。果たして人類の命運を賭けた戦いはどちらに勝敗が傾くのかッッ!

あ・・・

あ・・・刀が・・・

 

こうかは ばつぐんだ!

「ウギャアー キン肉マーン!」

 

黒繋がりで某戦争男になってしまった申し訳ない。だが今でも反省してない。
だがこの後真剣白刃取りをするシーンがあるんだが、写真は撮ってませんでした。
そしてネオが車から落ちてしまうシーンも同じく写真ナシ。

 

路上ダンボール@キャンプ場

秒刊お馴染みのネタ「路上ダンボール」も湯川さん自ら行った。
今では湯川さん=ダンボールという図式が出来上がっちゃってるから困る(笑)

 

慎重に行動せよ、スネーク

大佐「大丈夫だスネーク。敵は気付いてないぞ」

 

DANGER!

大佐「しまった気付かれたかスネーク!」

 

逃げろスネエエエク!  逃げろスネエエエク!

大佐「急いで逃げろスネエエエエクッ!」

 

無事に生還したスネークであった。

 

あっという間に夜

夜も更けてまいりました。
これから「10品目飯盒炊飯」の為の準備を行います。
薪や炭などを用意し、さて、本格的に始めるぞー!と思いきや…

どう見てもキャンプの素人です。本当にあr(ry

正直言って何から始めたらいいのか分からなかった。
キャンプの知識に乏しすぎた自分達。無計画万歳!

ここは「三人集まれば文殊の知恵」という言葉を信じて行動する事に。
意外と何とかなるもんだね。やっぱ人間って凄いや。

準備中  一応順調

漆黒の中のスーツは一層不気味だ。灯りさえ消してしまえば、保護色で何も見えなくなるんじゃない?
うーん見れば見る程アンマッチだね。本当何してるんだコイツラw

 

10品目飯盒炊飯材料

米の中に入れる具です。なんか色々と間違っているがネット投票の結果こうなったんだ、仕方ない(笑)

 

まぜまぜまぜ☆

これらを全て混ぜ合わせ…

 

炊きましょう

レッツ、クッキング♪

この後どうなったのかは、秒刊SUNDAYの「10品目飯盒炊飯」を見て下さいな。

 

部屋に戻り、出来上がった至高の逸品を口にしながらお疲れ様会。
いやぁー今日は色々と奇妙貴重な体験をする事が出来ました。

湯川さんへ、私なんかをこんな素晴らしいネタに誘って下さりどうもありがとうございました!
ネタ師の自分としては恥ずかしい事よりも嬉しい事で胸がいっぱいです。
見られて嬉しいからって、別にそれは俺がというワケではないので誤解の無きよう。

それではまた次のネタでお会いしましょう!お疲れ様でした!!

 

協力:
秒刊SUNDAY
アウトドア・ベース犬山

 

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