名古屋の誇る山!「喫茶マウンテン登山記 2」

 

ネタの宝庫喫茶マウンテン…。

そのメニューの豊富さゆえ、飽きさせるという事を知らない恐ろしい喫茶店である。
名古屋はもっと喫茶マウンテンをアピールしてもいいと思うよ、多分(笑)

さて、2006年6月17日今回のメンバーは俺(CING)KOCHAnobikkusだ。
なんかこのメンバーで行動するのもデフォになって来た。しかしこの面子でのマウンテンは初だったりする。

KOCHAが本日仕事だったので登山は夜決行となった。
夜は1番量が食べられるので全然構わない。まぁこの後カラオケオールという理由もあるんだけどね。

 

お馴染みマウンテンの看板

天気は雨、しかも結構強い。
それでもマウンテンの看板は変わらない姿でライトアップされている。
KOCHAも雨の中テンションが高いのか、やたらとジャンプしていた。その気持ちは分かる。

そして中は相変わらずの満席。
外では既に5人程待っており、皆今回の登山に臨みをかけた人達が今かと今かと待機している。
自分達の出番が来るまでは是非リラックスしてほしい。

20分後ぐらいに席を確保。1番奥の席だ。
偶然にもその場所は、俺が行った秒刊SUNDAYマウンテンオフ時の席と一緒だった。
こ…これは、シンクロニシティ!?

 

さぁ、登山の時間だ…

自分を奮い立たせる為と記念撮影も兼ねて、ここで一発パシャリ。
さぁ!!これから登山を始めるぜ!!今宵のパートナーも既に決めている。

目標は言うまでもなく、登頂!

これからの登山の時を非常に楽しみにしていた。

 

メニューを眺めていたのだが、ある異変に気付く。

メニューの中から「???」の項目が見当たらない。
メニュー改変により無くなってしまったのか?俺はその中の1つを注文する予定なのに…。

「???」メニュー

上記の項目がさっぱり無くなってしまっているのだ。

真相を確認する為に、注文を取りに来た店員に俺は尋ねる

 

俺「すいませーん。あの、?のメニューって無くなっちゃったんですか?」

店員「いえ、ありますよ。名前さえ言っていただければ作ります。」

 

どうやら無くなったのは無く、ちゃんとメニューとしては存在しているようだ。
完全裏メニューという形になってしまったのか?何の意図があってかは分からない。
兎に角、俺達はそのまま注文を取る事にした。

 

KOCHA「『カキ氷のレモン』ください」

 

nobikkus「えーと『おしるこスパ』

 

俺「『大人のお子さまランチ』

 『甘口小倉抹茶スパ』で」

 

そう、上記が今宵登山を共にするパートナーだ。
KOCHAはマウンテン名物の1つである、トンデモナイ量のカキ氷(氷山)を注文。味はレモン+ミルク
正直俺はこれを1人で食うのは至難の業だと思っている。そんなKOCHAに敬礼だ。

一方nobikkusはおしるこスパを注文。
土鍋に入ったたっぷりのしるこに例のマウンテン仕様パスタがプカーリ…。
これを甘いモノが嫌いな方に見せた時の反応が知りたくてしょうがない。
その場で嗚咽感を抱いたりしないだろうか。

そして俺は「???」メニューの1つであった大人のお子さまランチを注文。
既に普通のメニューとして取り扱っているので、もう秘密にする意味はないだろう。
なんていうかネーミングで既にアヤシスギル…。“大人”で“お子さま”ランチってなんだよwww
そして甘口小倉抹茶スパも注文。今回は2品も注文してしまった!初体験だ!!
1品でも満腹中枢が警告を出すのに、2品だなんてはっきり言って無謀だ。
だが、これも俺のネタの1つ。トンデモ量を2品いけるかどうかのチャレンジだ。言うならこれは果たし状だ!
ダブル登頂という快挙を成し遂げる事が出来るのだろうか?

全員の注文も決まった所で、あとは品物が来るまで適当に談笑。
この間の時間が登山時において1番興奮する時間ではなかろうか…。

 

レモン氷(白いものはミルクだぞ!)

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

まず最初に運ばれてきたのはKOCHAが注文したレモン氷(ミルクトッピング)
このカキ氷だけは本当に変わらないな(笑)未来永劫、不老不死、マウンテン氷山ッ!!

さぁ、頑張れよ…

二刀流www

早速登山開始!
KOCHAは2つのスプーンを巧みに操って快調に飛ばしていく!
さすがはカキ氷1人完食経験者だ。その食いっぷりが神々しいぜ!!
しかし今回は雨で気温が低いし、席はエアコンの真下という状況が気になるが、大丈夫だろうか。

 

おしるこスパ

次に運ばれてきたのはnobikkusが注文したおしるこスパだ
この時期に土鍋というアンマッチさがまた恐怖心をそそる。
つーかこれは本当におしること呼べるシロモノなのだろうか?

 

大人のお子さまランチ

まずは出た!!大人のお子さまランチ!!
ハンバーグ4個に肉ダンゴが3個にトマトが4個にやたらでっかいソーセージが1個。
そしてお子さまランチの象徴である国旗が刺さっている。国はアメリカ合衆国だ。
確かにアメリカは日本よりも多く肉を摂取する国だ。それにあやかったつもりなのだろうか、俺の気のせい?
見た目で判断すると普通に美味そうだ。ただ、常識で考えていけないのがここ、マウンテン。
一体どんなトラップが仕掛けられているのか見物である。

甘口小倉抹茶スパ

続いて甘口小倉抹茶スパの入場だああああ〜〜〜〜〜〜〜!!
甘口スパの中では1、2位を争うほど有名であろうと思われる人気メニューである。
アッツアツの抹茶味のパスタに生クリームをたっぷりトッピングし、小倉あん、桃、チェリーを添えた逸品。
既に机から1/3ぐらい机からはみ出している…ヤバイ、危険だ…落ちる落ちる落ちる!
既にこの2つが並んでいる時点で気が狂いそうだが、まずは順番に大人のお子さまランチから食ってやる!

 

登山開始だあああーー!

 

登山中は会話する余裕もあり、結構楽しく食事を満喫している。
やはりここら辺のメンバーは、マウンテンも既に慣れている猛者達だ。
登山中恒例行事「回し食い」や、レモン氷のあまりのも酸っぱさに悶絶しながら時を過ごした。

一方俺の大人のお子さまランチも順調だ。
確かに味は美味い、美味いんだが、やたら肉が油っこい…。
そしてそれがご飯にまで染み込んでいるもんだから、気分はまるで油を口に運んでいるようだ。
なんか体に凄く悪影響を与えそうで心配なんだが…。うぇええ気持ち悪い…。
簡単に言うと、キモい!

 

おしるこスパ 完ッ食ッ!

nobikkus 登・頂・成・功!

 

まずは先にnobikkusが登頂完了。麺は1本たりとも残っておらず、無事に成功したと言えよう。
しかも彼の表情、言動から察するに、結構余裕を見せていた。うぬぅ…恐るべしnobikkus。
俺は例の餡子ネタで正直餡子というモノ自体に抵抗があるというのに…。

大人のお子さまランチ 完ッ食ッ!

俺 1つめが登・頂・成・功!

 

俺も無事に大人のお子さまランチの登頂に成功した。
しかし正直この時点で腹がやや満腹に近い…。ぶっちゃけこのままもう食べなくてもいい。
だが俺の視界に映るのは冷めて湯気を出さなくなった抹茶小倉スパ。
悲しいけど、コレって現実なんだよね。

氷山登頂!

氷山の影響により、体内は真冬のブリザードと化してしまったKOCHAは何とかカキ氷を食いきる。
溶けた氷によりなんかジュースが出来上がっちゃってるんですけど…。
そしてKOCHAは寒さにより感覚が少しマヒしかけている。そして体温も低い、マジで大丈夫か?

まだ食うかおまwwww

そこへnobikkus登場。ジュースと化した氷山を次々と口に運んでいく。
お、おまwwwまだ食えるというのかwwwwええーい、名古屋のデニム生地シャツ野郎はバケモノか!!

キレイになりました

nobikkusの協力もあって、この通り器ごとキレイになりました。
おぉーこうして見るとやはり跡形も残さずに食うと気持ち良いもんだ。
喫茶マウンテンも実際の山と同じで、これが所謂頂上から景色を眺めているような気分であろう。
喫茶マウンテンで食事する事を登山と呼ぶのも納得出来る。感動に共通点が多いからだ。

一方俺の方は、正直もう限界臭い…。
もう箸が全然進まない!掴んでは皿に戻し、掴んでは皿に戻し…。こういう事を子供がやると叱られるだろう態度だった。
だが、せっかく掴んでもそこから口に持っていくという行動が凄く難しい!
ちょいと移動するだけなのにこれが本当に神経と体力と度胸を使う。何コレ?やばいって…。

ちょっとずつ食してはいるも、俺はだんだん吐き気を催すようになった。
俺は一歩も動けない状態だ。ちょっとでも激しい事をすると、俺間違いなくリバースしますwwwwwwwww
そんな硬直自体が何十分も続いた。

 

…あれから何十分経っただろうか。
俺はついに最後の一口を納めた!!皿の方は当然空っぽ…つまり、つまり…

 

登頂成功や〜〜〜〜〜〜

 

オゥエッ!?

 

なんと全て完食した瞬間に物凄い吐き気に襲われ、俺はたまらずトイレへダッシュした!
戻そうとするも、結局は出ず。だが凄く気持ち悪い事には変わりないので、しばらくそこで石像の如く固まった。
ヘタに刺激を与えない為だ。自分から自爆してテイルズオブリバースのような自体は避けたい。

少しは落ち着き、自分の席に戻ったらなんと、皿が下げられているッ!?
困った、これじゃ写真が撮れないじゃないか!店員が取っていく所までは予想外だった。マジで。
しょうがないから写真は取れず。証拠写真はないけど、本当に完食したんですよ俺!?

 

ツカレタ

オレモ…

 

夏山や 兵どもが 夢の跡

 

まるで明日のジョーの如く真っ白に燃え尽きてしまった。
しかし、結果的には無事全員登頂成功と言えよう!オメデトウッ!オメデトウッ!
今回は誰も遭難者が出てこなかったので一安心だ。あとは余韻に浸ってくれ(笑)
勝利の美酒は美味いというけどな。まぁここには美酒というよりかは珍種ならあるが。

 

というワケで自分達はマウンテンを後にしました。
いやーホントここは飽き足りないね。次行く時は何を頼もうかな。
ネタはまだ切れてないんだけど、メニューがこうも多いと考えるのが難しいんだよ。
ま、次のその時までまた楽しみにしておきます。

それではまた!

 

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